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「絵が描ける」=「デザインができる」ではないってほんと?

 

こんにちは。
アトリエセラン なが田カガリです。

 

Twitterでこんな投稿が
話題になっているのをご存じですか?

 

「絵が描ける」=「デザインができる」ではない

というツイートです。

このツイートに対して
共感している人多数!

私も「そうそう!そうなんですよ!」
と長年もやもやしていることを
的確に表現してくれたこのツイートに

「たしかにそう!」と
納得した部分が多かったので
今回はこのツイートを元に
私なりに深堀りしてみたいと思います。

余談ですが私の父は
広告デザイナーで画家です。

もしかして「神」なのか?
そんな感じしないけど…

 

この記事を書いている私は
絵付け歴25年
・ポーセラーツインストラクター
・彩色チャイナペインティング本部講師
・ペット肖像画を描く作家

で、デザイン性が求められる
ポーセラーツよりも
絵を描く作家業の方が
向いているかなと
うっすらと思い始めている人です(笑)

それではさっそく
本題に入りましょう。

 

 

「絵が描ける」=「デザインができる」にはならない?

Twitter画像
Twitterの@ponpon_2501さんの画像です

 

ぼっくん

  絵とデザインは別の技術が求められるから
「絵が描ける」=「デザインができる」にはならないんだって

 

とぼっくんも言っていますが
これってなにが違うんでしょう。

そもそも絵を描くということと
デザインをするというのは
スタート時点ですでに違います。

絵が描ける人とデザインができる人は
似て非なるもの。

究極な言い方をするならば
自分軸で発信するひとか
他人軸のなかで発信するひとか

ということかなと思います。

どういうことかを説明しますね。

 

絵が描けるとは?

【絵を描く】とひとくちに言っても
色々な方法がありますよね。

たとえば、@ponpon_2501さんによれば

・油絵・水彩画が描ける
・イラストが描ける
・マンガが描ける
・広告向きのイラストが描ける

などを絵が描けるひと」としています。

私はさらに

・どんな方法で
・何を描くのか
・どこに描くのか

を自由に選んで
それを実行できるひとのこと

だと思っています。

素材から題材、技法にいたるまで
ぜんぶ自分に選ぶ権利があるので
自分軸での発信が可能です。

そしてもっと言ってしまえば
小さな子供がおえかきをすることだって「絵を描く」ということです。

だからハードルも高くないし
趣味として誰でも簡単に
始めることができます。

 

「デザインができる」とは?

Twitterの@ponpon_2501さんも
図解で説明していますが

デザインするというのは

・車をデザインするとか
・グッズのデザインをする
・文字のデザインをする
・服のデザインをする
・ロゴのデザインをする
・本のデザインをする

など、多岐に渡ります。

その他にも
・家電をデザインする
とか
・ピクトグラムをデザインする
など、幅が広いのがデザインです。

そしてデザインでは
決まったテーマ(ゴール)に向かって
全景を見ながら形にしていく作業
がもっとも大切です。

趣味として描くなら
テーマも素材も自由に決められますが
デザインをする時って
たいていは課題があったり
お仕事の依頼として
作業することがほどんど。

なので絵を描くことの何倍も
概念が広く、多様化しています。

どちらかと言うと

デザイン=設計

ととらえるほうが意味が近くなり
しっくり来ますね。

 

「絵が描ける」=「デザインができる」ではないなら、絵描きとデザイナーの違いは?

 

「絵が描ける」=「デザインができる」
ではありません。

なぜなら
究極な言い方をすると
画家とデザイナーでは
発信の方法や目的が
大きく違うからです。

絵画とは
自分が好きなモチーフやテーマで絵を描く

好きなタイミングで発信する

色々なフィールドから自分軸で発信する

 

デザインとは
テーマやコンセプトなど依頼主の要望を聞く

期日が決まっている中で依頼主の要望に沿ったものを作り納品する

他人軸で発信される(発信されるかボツになるかは依頼主の都合による)

 

という感じ。

絵を描くというのは
自分の中のものを自由に吐き出し
見る側の捉え方は自由であること。

画風や描き方にルールはなく
スタイルは様々です。

 

それに対してデザインは
見る側にたった一つのことを伝えるために
もっとも効果的な形で発信すること。

たとえば、

ピクトグラム→パッと見て何を表しているかわかることが最も重要。
トイレ障害者専用駐車場
の場所がすぐわかる

ロゴデザイン→商品や会社のシンボルマーク
リンゴのマークでアップルだとすぐわかる。
五輪のマークで世界中の人がオリンピックだとわかる

みたいに。

その他にも

広告デザイン→商品を宣伝して購入してもらう
ウェブデザイン→ホームページなどの訴求力を高める

どららも最初の1枚、1ページで
何をしている会社(業種)かが
ひとめで分かるようにデザインしなければなりません。

このように
絵を描くこととデザインすることは
発信する目的が全く違うので
「絵を描く」=「デザインする」ことは
同じではないわけです。

 

 

せーたん

本当だ。
目的が全然ちがうんだね。
じゃあ、絵を描くこととマンガやイラストを描くことは
同じなの?

 

すごいことに気がついちゃったね!
たしかにマンガもイラストも絵を描くからね。

では次に
絵を描くこととイラストやマンガを描くことの違い
についてお話しますね。

「絵を描くこと」と「イラストを描くこと」の違いは?

 

では今度は「絵を描く」ことと
「イラストを描く」ことの
決定的な違いについて
お話します。

職業にしている人を前提にするので
「画家」と「イラストレーター」「マンガ家」
と分けて説明します。

画家

「画家」は、自分の好きな絵を描いて、
お金を稼ぐ個人プレイヤー

画風を気に入ってくれたスポンサーや画商が
金銭的に援助してくれる場合もあります。

個展を開いたり、コンクールに出品して
売上をあげたり賞金を稼ぐ人もいますが
固定客やファンが増えなければ
食べて行けるのは一部のひと。

専業で生活できる人は少ないです。

 

イラストレーター

会社などから依頼されて、
発信目的に沿った絵や図解を描く人のこと。

絵を描くお仕事としては
画家と同じですが、
自分の好きなように描くのではなく
あくまでも依頼してくれた方の
要望に沿ったものを描くお仕事です。

たとえば雑誌の星占いのコーナーとか。

なので完成して納品すれば
必ず報酬を得られます。

報酬を支払うのは、
出版社や広告代理店など
企業が多いですが

最近は個人のホームページに
キャラクターを載せたいなどの
依頼もあるようです。

このあたり、
キャラクターデザインと
境界線はあいまいかも。

 

マンガ家

雑誌やウェブに掲載依頼を受注することで
報酬を得ることができます。

基本的に
自分が描きたいテーマで描く
ところが画家と似ていますね。

しかし雑誌に連載をもったり
コミック化されるひとは
一握りのひとです。

しかも、原作がないかぎり
ストーリーも自分で考えるので
相当の幅広いスキルが必要です。

架空の世界を描くのであれば
想像力や妄想力
ストーリー構築力は必須。

原作があるのであれば
その原作に沿ったイメージの再現力が必須。

自伝のようなエッセイ型のマンガなら
面白いエピソードは必須。

いずれにしても
かなりハードルの高いお仕事ですね。

最近はウェブやyoutube広告に
マンガが使われるので
漫画家になりたい人や
イラストレーターとして
仕事を受注したい人にも
チャンスが増えたと思います。

どんな依頼があるのか
知りたい方は
個人で様々な依頼をしたり
受けたりできるアウトソーシングの
ココナラというサイトがあるので
一度見てみると面白いと思いますよ。

実は私もブログの構築ができなくて
初期のころにずいぶんお世話になりました。

すぐに対応してサイトを修正してくれるので
とてもありがたく頼りになるサイトです。

パソコン関係だけでなく
似顔絵制作とか占いもあるので
今度占いを頼んでみようかなんて
真剣に考えています( ´艸`)

 

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まとめ。「絵が描ける」と「デザインができる」ことの違いは根本にありました

 

いかがでしたか?

今回は

「絵が描けるひと」=「デザインができるひと」は違う
について書いてみました。

絵が描ける人とデザインができる人は
似て非なるもの。

究極な言い方をするならば
自分軸で発信するひとか
他人軸のなかで発信するひとか

ということかなと思います。

 

絵が描けるとは

アーティストとして自分の内面から
湧き出るものを想像して創造し、
それを具現化できる生まれつきの才能を持ったひと。

自分軸で発信しているひと。

 

デザインができるとは

仕事として依頼主の要望を設計して
組み立て形にすることが出来る人。
なおかつ期日を守れるプロ。

他人軸での発信により報酬を得るひと。

 

ひとには向き不向きがあり、
ゼロから創造し具現化し
発信することが得意な人と

あらかじめゴール設定されていて
それに向かって設計することが
得意な人がいます。

どちらも違う難しさはありますが
どちらを選ぶかは自分自身
ですね。

あなたはどちらの方が得意ですか?

ということで
今回はこれで終わりです。

 

「絵が描ける」かどうかは
「絵心がある」「絵心がない」という
考え方と堂々巡りになるので
これについては関連する記事を
先日書いていますので
ぜひご覧になってみてください。

*合わせて読みたい*