【その道のプロ】になる1万時間の法則とは?実際に計算してみました



こんにちは。
神奈川県川崎市の磁器絵付け教室
アトリエセラン なが田カガリです。

 

今回は
【その道のプロ】になる1万時間の法則とは?実際に計算してみた
というテーマです。

 

みなさんは
【その道のプロ】になる1万時間の法則
ってご存知ですか?

 

世の中には様々な分野において
その道のプロと言われる人がいますが、

これらのプロの方々は
どのようにしてプロになったのでしょうか?

 

「世界有数の専門家と 言われるレベルを獲得するには
10000時間の練習が必要です」

という、ある本の抜粋文がるのですが、
その道のプロになるには10000時間もの
練習や研究をしなければならないということです。

 

じゃあそれって、
どのくらいの期間のことなのか
検討がつきますか?

 

 

せーたん

ちょっとすぐにはわからないです…

 

ですよねー

 

ということで
簡単にですが計算してみたら
かなりとんでもない期間
だということがわかりました。

 

私は絵付け教室の先生なので、
今回は初心者さんでも実践できる
ポーセリンアート上達のために
必要なことは何か?も含めて
お話したいと思います。

 

この記事を書いている私は

 
  • 絵付け歴25年
  • ポーセラーツインストラクター
  • 彩色チャイナペインティング本部講師
  • ペット肖像画作家
  • 多分もうすぐ10000時間の練習量

 

のアマチュアペインターです(笑)

そしてその実態は→自己紹介

 

 

それでは早速本題に入りましょう。

 

目次

その道のプロになる1万時間の法則とは

その道のプロになるには
画像はザテレビジョンからお借りしました。

 

プロフェッショナルの定義

プロフェッショナルとは
どんなジャンルでも必ず存在する
凡人よりも突き抜けた技の持ち主のことです。

 

たとえば
プロ野球選手やサッカー選手
ピアニストやバイオリニスト

俳優さんや映画監督も
緻密にコツコツ努力を積み重ねてきた
その道のプロ(努力の達人)ですね。

 

 

どのくらいの時間かかるのか

巷でよく言われているのは

“1万時間の法則”

という言葉。

ジャーナリストのマルコム・グラッドウェル氏が
2008年に出版した『天才! 成功する人々の法則
(Outliers: The Story of Success)』
で提唱したとされる1万時間の法則です。

 

どんな内容なのか気になりますよね。
私がポーセリンアートのプロになるために
勉強しているテキストから一部抜粋すると

研究によれば、ビジネス、科学、音楽、 芸術などの分野で、
世界有数の専門家と 言われるレベルを獲得するには
10000時間の練習が必要です。

ということでした。

 

じゃあ一体、それって、
実際にはどのくらいの時間なのでしょうか?

 

その道のプロになるための1万時間とは?実際に計算してみた

 

では一体、10000時間とは
どのくらいの時間のことを言うのでしょうか?

 

簡単に10000時間と言っても
自分の生活に当てはめてみないと
実感がわかないと思うので

 

35歳主婦、子供が2人いる人が
自分の習い事にかけられる時間

を想定して、サクッと計算してみました。

 

忙しい主婦が自分の習い事に掛けられる時間は
だいたい2.5時間から3時間くらい。
実際に私が35歳当時はそのくらいでした。

 

そんな平均的な主婦が
週1回から多くて2回程度、
自分の趣味の時間を持てたとして、

 

習い事の平均レッスン時間を1日に2.5時間とすると
10000÷2.5=4000

なんと、4000日もかかります。

 

それって、
毎日休まず練習しても11年かかる計算です。

 

ぼっくん
え?そんなに⁈

 

しかし普通の人は多くても
せいぜい週3回程度しか練習しないと思うので
その3倍の33年かかるということになりますね。

 

でも1回の練習時間を倍の5時間にすれば
かかる年数は半分の16年~17年です。

 

とは言え、
5時間も自分の時間を持てる主婦って
そうそういないですから、
なんだか10000時間というのが
まるで天文学的な数字に思えてきそうですが、

 

プロと呼ばれる人たちは
それだけの時間努力をし続けているので
「その道のプロ」になれたわけです。

 

もちろん、元々のセンスや
才能があって、【天才】と呼ばれる人もいますけど
その人が努力をしなかったら
能力の持ち腐れになって
せっかくの才能を活かすことができません。

 

逆に、平凡な人でも
努力をして一流にまでなる人もいらっしゃいます。

 

私は常々
「継続は力なり」
「努力は自分を裏切らない」
と思っていますが

努力の天才=本物の天才

だと言えると思うのです。

 

つまり、努力することを続けて行ける人
コツコツ積み重ねることができる人
自分はまだまだであると常に謙虚な人

 

これこそが本物の天才なのではないか?
だったらそのチャンスは
誰にでもある気がしませんか?

 

10000時間と聞いて
それをどうとらえるか?

 

「私には無理」と思うこともあるけど
「それだけ時間をかければ私でもプロになれるかも」
前向きにとらえることもできる。

 

それならまずは行動してみることが大切。

 

行動する前に諦めるよりは
行動してから考えれば良いんですよね。

 

ダメならほかの道を探したって
いいではないですか!

 

好きなことを探す旅に出たと思えば良いんです。

 

どんなことでも
【好き】になれるものが見つかった人は
それだけで幸せだし
【その道のプロ】になれるチャンスが
あるんですよね。

 

そんな風に思えたら10000時間も
そんなに長く感じないかもしれませんよ。

 

その道のプロになる早道は「急がば回れ」

その道のプロになるには
その道のプロになる上達の早道は「急がば回れ」

 

ここでちょっと、
私のお教室に通ってくださっている
生徒さんのお話をしたいと思います。

その道のプロになるには
完成した作品と生徒さんとの2ショット

 

こちらの生徒さんは
私がお教室を始めたころから
通ってくださっている方で

 

ご自分の愛犬2匹を
それぞれのお皿に絵付をしました。

 

その道のプロになるには
その道のプロになるには

 

この方は、
初めてお教室に来られた時に
『中学以来、絵筆を握った事が無い』
とおっしゃっていました。

 

でも大切な大切なペットを
自分で描いてみたいと言う想いから
チャレンジする気持ちになられたそうです。

 

そして、
基本のデッサンをするところから
スタートして、1年半の間に

色鉛筆画2枚
セラミックペンシルと上絵具で描いた作品2枚
本格的な上絵付け作品2枚

を完成させました。

 

その成果は素晴らしく、
私ももちろんですが、
生徒さんごご自身が
十分に納得の行く作品になりました。

 

そして、作品は
ご自分の力でここまでのクオリティに
持って行く事が出来たので
胸を張って
『私が描いたのよ』と言えます。

 

生徒さんの努力の結果、
満足のいく作品を自分の力で
作り上げることができたことで
大きな自身へと繋がりました。

 

その道のプロを目指すなら
本当に10000時間の練習が必要かもしれません。

 

でも、好きなことをコツコツと積み重ね
上達を目指すなら

 

結局のところ早道はなく、
基礎から順番に経験を積み上げるしかない
と思います。

 

正確にカウントしたわけではないので
わかりませんが
私自身が絵付けに掛けた時間は
10000時間にだいぶ近づいて来たかもしれません。

 

それでも私の積み重ねた努力なんて
実は大したことはなくて
多くの先輩ペインターの先生方は
私の何十倍も努力されています。

 

恐らく、とうの昔に10000時間も
超えているでしょう。

 

コツコツと努力を重ねてきた人の作品は
素人が見てもわかるくらい素晴らしく
こころを打つものがあります。

絵付けをちゃんと勉強しようと思ったら
基礎技術の習得はマストです。

 

簡単に描ける様に見えても
作品の中には様々な技術が盛り込まれています。

知識や技術を習得したからこそ
描ける作品があります。

 

その道のプロになるには
たとえ才能豊かな人でも
基礎から学ぶことが大切で
努力を惜しまない謙虚さも必要だと思うのです。

 

まとめ。その道のプロになるには【急がば回れ】が最も大切

その道のプロ

 

いかがでしたか。

 

今回お話したことは

 

その道のプロとは
どんなジャンルでも必ず存在する
凡人よりも突き抜けた技の持ち主である。

10000時間の法則とは
ジャーナリストのマルコム・グラッドウェル氏が
2008年に出版した『天才! 成功する人々の法則
(Outliers: The Story of Success)』 で提唱したとされる
1万時間の法則である。

10000時間とは
習い事の平均レッスン時間を1日2.5時間とすると
10000÷2.5=4000 つまり、4000日もかかります。
そしてそれは 毎日休まず練習しても11年かかる

ということでした。

 

その道のプロと言われる人は
こういった努力を重ねてきたことで
今日の地位を築いてきたのですね。

 

ここまでストイックになれないよ。
これはやっぱり特別な人だけが持つ能力なんじゃないの?

 

わかります!
そう思われても仕方がないくらい
相当に大変なことだと思いますよね。

 

でも、ここまでではなくても
基礎を積み上げることで
結果を残すことは可能です。

 

今回ご紹介した生徒さんのように
チャレンジしたい気持ちがあれば
成し遂げることは誰にでもできることです。

 

ここで嬉しいお知らせです!

実際に生徒さんがレッスンされた
ペット肖像画の描き方を
ただ今どなたでも
オンラインで学ぶことができるんです。

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今回ご紹介した生徒さんがご受講されたレッスンが
そのまま動画レッスンとして
miroomで公開されています。

 

犬の目と鼻の描き方、
下絵の写し方、
絵の具の溶き方
スポンジで描く犬の描き方
セラミックペンシルで描くポメラニアン
ミニチュアダックスフンドの描き方

 

この動画をご覧になれば
ご自分でも愛犬が描けるように
ステップバイステップで
レッスンが進んでいきます。

 

ペットの絵を描いてみたいけど
近くに教えてくれる先生がいない
空いた時間に少しずつレッスンをしたい

 

そんな方はぜひ一度
ご覧になってみてください。

 

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登録するのはちょっとなあ

 

そんな方はまず、
miroom動画レッスンの記事一覧

から気になる記事をご一読ください。

 

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それでは今日はこのへんで。

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