こんにちは。
神奈川県川崎市の磁器絵付け教室
アトリエセラン なが田カガリです。
私の正体は→プロフィール
ペットの絵を 自分で描けたらいいのにな。
そんな風に思うことってありませんか?
ポーセラーツや絵付けを習っている方が
ご自分のペットを描いてみたいと
思われるのってとても自然なことで
せっかくポーセリンアートの世界を
知ったのだから、
他にはないこの素敵なクラフトで
大切なペットを描いてみてくださいね。
そのためには miroom という、
動画レッスンの専門サイトで
私が公開しているレッスンを
ご覧いただくと 少しずつ、
ご自身でペットの絵が描けるようになります。
今回はそんな方のために
リアルなペット肖像画が描けるようになる
5つのプロセスを順を追って解説します。
描き方のプロセスを簡単にまとめると
2.絵の具を練る
3.色を大まかに乗せていく
4.平筆で絵の具を撫でて毛並みを作る
5.目と鼻を立体的に描きこむ
です。
今回ご紹介するのは miroom動画レッスンで
3月31日に公開されるレッスンの
ミニチュアダックスフンドの 描き方の2回目です。
この記事と合わせて動画をご覧になると
より描き方がわかりますので
ぜひ動画の方もご覧ください。
この記事を読んで面白いと思ったら
是非第一回目の動画もごらんくださいね。
描き方がマスターできれば
色々な犬種に応用できます。
頑張って練習してみてくださいね。
それではさっそく本題に入りましょう。
目次
ミニチュアダックスフンドの描き方 レッスンのポイント
今回のポイントは特に
目と鼻をリアルに描くこと、
フォーカルポイントを意識して 描くことです。
使用する写真のワンちゃんは
目と鼻に焦点が合っていて
外に向かうにつれ ピントがぼやけています。
2回目、3回目の絵付けで うまく表現できるように
筆やスポンジを効果的に使用しましょう。
それではレッスンの模様を
ダイジェストでお伝えしますので
近日公開される動画レッスンを
ご覧いただくまでこの記事を
予習にお役立てくださいね。
ミニチュアダックスフンドの描き方 使用する絵の具の紹介
先ずは今回使用する絵の具のご紹介です。
2回目の動画ではここ、
ちょっと 間違えちゃって(;’∀’)
1回目に使用した絵の具と
2回目に使用した絵の具が 結構違うのですが、
1回目の絵付けに追加した
という形で2色だけご紹介しています💦
なのでこちらで実際に使用した絵の具を
ご紹介しますね。
ライトキャメル
オーカー又は金茶
イエローオレンジ
バーントシェンナ又はローシェンナ
バーントアンバー
ベリーブラック
ブラック
そして、
絵付けに使用する基本的なお道具については
だいたい毎回同じです。
通常よく使用するお道具は
以下の通りです。
パレットとパレットナイフ
非油性カーボン紙
トレーシングペーパー
綿棒
ワイプアウトツール
水溶性メディウム遅乾性
ゴミ取り棒(串の先に練り消しゴムを付けたもの)
スポンジ
水性ボールペン
マスキングテープ
耐水性サンドペーパー
※耐水サンドペーパーは 絵付けの前に絵の上のザラザラを 滑らかにするために使用します。
ミニチュアダックスフンドの描き方 下絵をトレースする
1回目の絵付けでは
何も描いていない白磁に
下絵をトレースしてから
絵付けを始めました。
2回目は既に絵付けしている上に
もう一度トレースをしていきます。
こうすることで、
デッサンのズレを修正することができます。
ミニチュアダックスフンドの描き方 いよいよ絵付けに入ります。
こちらは2回目の絵付けが終わった見本。
今回はこれよりもう少し薄い仕上がりになります。
1回目に比べるとだいぶ色もはっきりして
リアルな仕上がりに近づいていますね。
このワンちゃんを描くときには
鼻、目にピントが合っていて
横、後ろに行くほどピントがボケていくように
スポンジを効果的に使用して 描いていきましょう。
ミニチュアダックスフンドの描き方 2回目からの描き順
2回目からは目と鼻は後回しになります。
先に顔の中心部、 眉間のあたりから描き始めます。
全体的に色を入れてから 陰影もつけておきたいので
少し大げさかなと思うくらい
陰になる部分にも濃い色を入れます。
後ほど平筆で馴染ませると
濃い色も次第に薄くなるので
怖がらずに入れてくださいね。
ミニチュアダックスフンドの描き方 全体に大まかに色を入れたら色をなじませる
全体的に色を入れたら
いよいよ毛並みを作る作業です。
平筆が効果的に使われるので
この機会に平筆をマスターしてくださいね。
眉間の中心から外に向かって
筆を動かしていきます。
その際、
トレースした下絵に沿って 筆を動かすと
自然に毛並みが生まれます。
毛並みの向きを間違えると
違うワンちゃんになってしまうので
トレースした通りの方向に
筆を動かしてくださいね。
筆圧が強すぎると 絵の具を拭ってしまうので
優しくなでるように筆を動かしてください。
ミニチュアダックスフンドの描き方 全体に色を馴染ませたら明るい部分を抜いていく
入れたのに抜くの?
と思うかもしれません(笑)
でもこの作業が結構大切なんです!
明るいところを思いきり色を抜くと
立体感が出てきます。
色を拭いすぎたら
また色を足せば良いので
気にしなくて大丈夫。
ポイント!
空筆の状態で色を抜きます。
強く抜いて絵の具が寄ってしまったら
優しく撫でて境界線をぼかす。
ゴムピックで抜いたところは
絵の具の溜まりができるので
陰影が生まれますが
不要な部分にできた溜まりは
平筆で撫でて平らにします。
ミニチュアダックスフンドの描き方 目、鼻を描く
鼻を描くときや目を描く時って、
果物のブドウを描く時と 似ている気がします。
平筆を使って立体的に見えるように
輪郭を描いていきます。
さらに、 光の当たっている部分、
暗い部分、鼻の質感を 綿棒を使うことで
濡れて光っているような表現を します。
少し難しいかもしれませんが
もしもうまくいかなかったら
の動画を見て復習してみてくださいね。
目をうまく描けるかどうかで
このワンちゃんが生きているか
決まってしまうくらい、
目を描くって実は結構
この作品の肝になりますよね。
瞳を描くときには
立体を描く描き方を思い出してね。
の動画を見ていただくと
基本の描き方をご理解いただけると思います。
更に 目の輪郭、アイライン、まつげなどは
版下筆で毛並みを描きこむことで表現します。
モチーフをよく見て
目の光がどの方向から当たっているか
立体を意識しながら描いてください。
瞳孔の入る位置で目線が変わります。
ミニチュアダックスフンドの描き方 最後に周りをお掃除します。
当たり前のことなんですけど
最後に周りの汚れをふき取って
きれいにお掃除してくださいね。
これをさぼると見えなかった汚れが
焼成後に出てしまうことがあります。
一度焼成して焼き付いた汚れは
もう何をやっても取れません。
最後まで丁寧に仕上げる事って
とても大切なことで、
お掃除も含めて絵付けなんですよね。
まとめ。ミニチュアダックスフンドの描き方 2回目
いかがでしたか?
描き方のプロセスを簡単にまとめると
2.絵の具を練る
3.色を大まかに乗せていく
4.平筆で絵の具を撫でて毛並みを作る
5.目と鼻を立体的に描きこむ
ですね。
これだけ見ただけでは
経験がないとわかりにくいですが
動画をご覧いただく前に
こちらの記事を読んでおくと
スムーズにレッスンに 取り組めるかな?
そして
1回目の動画レッスンはこちらの
画像をクリックすると ご覧いただけます。 ↓↓↓↓↓
こんなに詳しく、
一切テクニックを隠すことなく
公開しているのは 日本中で私だけなので
絶対に見る価値があると思いますよ!
公開されましたらSNSなどでも
お知らせいたしますので
ぜひ、楽しみにしていてください。
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すぐにお答えいたします。
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ではでは。
またねー